NHK 試してガッテン 食器などの洗い方について、の放送(2002/07/03)を見て感じた
環境問題のの多面性について。
2002/07/03のNHKの試してガッテンの中で食器洗いの方法についての話があった
番組的には、より効率的な食器洗い法の解説で、有用なものと感じた
その中での、最近の番組らしく、水質環境に良いという発言が、たびたび、出てき
た。
環境に配慮する、大変良いことだと思うのだが、この番組中にも、やはり一面的な物の見方が、有り気になった。
番組を要約すると、
洗物は、油物のとでんぷん系の食器をわけ、油汚れは、高温のうちに処理する70度以
上がベスト。洗剤で洗う前に拭き取る。
でんぷん系は、(60度以上がベスト)お湯につけおく(3分)
っト言うことなのだが、
この中の油よごれで、拭き取る場合と、拭き取らない場合の比較が気になった。
番組の説明では、拭き取った場合、洗剤も、すすぎ水も少なくて済み、 化学的酸素要求量(COD(Chemical Oxygen Demand))も少ない、つまり水質汚染を防げると言う話だ。
さらには、節水にもなるわけだ。
それは、すばらしいことだと思うのだが・・・
拭き取った油布や紙はどうするのだろうか?
燃やす? 埋める?、洗う??
燃やせば、CO2が発生するし、灰の埋め立て問題(ごみ問題)を増すことになる
そのまま埋めれば、油が水中や土中に流れ出し、水を汚染する。
使い捨てをせずに、ふき取った布地(?)を洗えば、結局、元の木阿弥
洗濯洗剤を使う分だけ、余計水質汚染率が高い気もする。
また、使い捨ての紙や布を使った場合、その分の資源の伐採、生産、物流に要するエ
ネルギー消費も、温室効果、排気ガス公害などの、環境に影響を与える。
一方メリットは、水質汚染の現象、たとえば高度な下水施設があるエリアでは、下水施設から出る埋め立てごみの減少や、下水施設が使用するエネルギーの、節約にも通じるだろう。
また、節水が出来るということは、ダムなどの増加を防げる=森林地域の伐採の抑制=CO2の処理能力の低下の抑制(開発による環境への悪影響の抑制)が出来るわけだ。
こう言う事は、多面的に考えないといけないという、一例のように感じた。
番組内で説明されていたが、欧米では、お皿のソースなどは、食習慣で、パンにつけて、拭き取って食
べてしまうそうだ、 この場合、自然にもインパクトを与えづらいし、食料の無駄も省ける。
環境の問題だけを考えると、一気に解決のような気がするが、
今まで以上に、塩分や油分の摂取につながるわけで、コレステロールや成人病の恐れも考えられるから、摂取量なども考えなければいけないと思う
物事は、本当に多数の、係わり合いや要因を持つものである。
2002/07/09 Toshi.O